Webサイト制作にかかる期間や流れを解説
Web制作
2023年9月27日
Webサイト制作にかかる期間は内製化するか、外部に発注するかで大きく変わります。今回は外部に発注する場合、Webサイトがどのような流れで制作が進み、どの程度期間がかかるのかを説明します。ざっくりはじめに期間をお伝えすると、ページボリュームが少ないページでも最低1〜3ヶ月程度は見ておいたほうがいいです。
目次
Webサイト制作の流れ
Webサイト制作にかかる期間を把握するためにまずは、Webサイトができるまでにどのような工程があるのか知る必要があります。以下の内容は必要最低限の内容になります。
ヒアリング
ビジネスとしてホームページを立ち上げる際、そのホームページの目的や役割は必ずあります。このヒアリングを通して目的や役割を明確化し、今後の工程に役立てます。例えば、ターゲットユーザーの定義であったり、どのようなコンテンツが必要なのかを考えます。
提案
この項目ではヒアリングした内容から、必要なコンテツ、サイト規模、予算、スケジュールをお伝えします。またホームページには制作以外にもサイトを公開するための環境が必要になります。主にドメイン、サーバーの選定とCMSを使う場合は使用するCMSを選定します。
サイト設計
提案した内容から更にヒアリングを重ね、この段階でページボリュームを確定しサイトマップの作成、Webサイトの骨組みとなるワイヤーフレームを作成します。
スケジュールに関しても提案段階から内容が変更になった場合、改めてスケジュールを引き直します。
デザイン制作
サイト設計が完成したらいよいよ、デザイン制作に取り掛かります。一言にデザイン制作と言ってもビジュアル的な部分だけではなく、Webサイトを利用するターゲットユーザーの視点で最適なデザインを仕上げていきます。特に最近ではどのサイトもスマホからのアクセスが60〜70%程度を占めるのでスマホに最適化されたデザインを心がけます。
Webサイトの構築
デザイン制作と並行して、Webサイトを公開する環境(ドメイン設定、サーバー設定、CMSが必要であればCMSのインストール)を構築します。
デザインが完成したら、コーディング作業を行い、実際にブラウザで確認できるようにします。CMSを導入する場合はコーディング作業完了後、コーディングデータをCMSのテンプレートに当てはめていきます。
CMSのテンプレートに当てはめているタイミングでお知らせ投稿、お問い合わせフォームなどのバックエンドの開発を進めます。
テスト
一通りWebサイトの構築が終わると、テスト環境にて動作チェックなどの最終チェックを行い、その後クライアント様にも展開しチェックを行っていただき、調整が必要であればフィードバックをもらい対応します。
公開
テストでのチェックも終え問題ないようでしたやっとWebサイトを公開します。ただしWebサイトは公開して終わりではなく、公開してはじめてスタートラインに立ちます。
公開後はサーチコンソールやGoogleアナリティクスを使って最初に決めた目的や役割が達成できているかチェックを行い、改善をしていきます。
Webサイト制作に必要な期間
今回はオリジナルデザインで、ページボリュームが15ページ、CMSのWordPressを利用しお知らせ投稿とブログ投稿の機能を実装したWebサイトを構築した場合の制作期間の目安となります。
ヒアリング | 1日 |
提案 | 5日 |
サイト設計 | 7日 |
デザイン制作 | 15日 |
Webサイトの構築 | 20日 |
テスト | 7日 |
公開 | 1日 |
ざっくりではありますが、15ページ程度のWebサイトの場合、56日かかります。さらに取材や撮影などが必要な場合はプラス5日程度はかかると思います。
どうでしょうか?想像以上に時間がかかってビックリされた方もいるでしょう。
Webサイト公開までの期間を短くする方法
これまで弊社では数多くのWebサイトの立ち上げを行ってきました。その一部は制作実績に掲載しております。
多くのサイトを構築してきた中で短縮できる項目はクライアントの確認作業になります。よくある話ですが、最初のスケジュールで確認期間を設けていても確認期間を延ばしてほしいと相談されることがあります。仮に担当者の方に決裁権が無く上司や決裁者の承認が必要な場合は前もってスケジュール内で確認できるように社内体制を整えておくとよいでしょう。
最後に、すぐにWebサイトを公開する必要があるんだよ!って方向けに弊社ではWordPressを使ったCMS導入パッケージプランのサービスを行っております。このプランでは今回例に挙げた「デザイン制作」「Webサイトの構築」部分を大幅に短縮できますので興味のある方はぜひチェックしてみてください。