GoogleアナリティクスGA4でUAの行動フローを確認する方法
運用
2023年12月11日
Googleアナリティクス(GA)は、ウェブサイトのトラフィックやユーザー行動を分析するための強力なツールです。多くのウェブサイト管理者は、ユーザーがサイト内でどのように行動しているかを理解するために、ユニバーサルアナリティクス(UA)の「行動フロー」機能を利用してきました。しかし、Googleは2023年の7月からGA4に移行しています。この記事では、GA4でUAの行動フローにあたる分析を行う方法を解説します。
GA4での行動フローの確認方法
UAではデフォルトで用意されていた、「行動フロー」ですが、GA4ではサイドメニューにある「探索」から「経路データ探索」を使ってユーザーの行動を確認することができます。
「経路データ探索」をクリックすると、デフォルトで「始点」→「ステップ1」→「ステップ2」とイベント名が選択された状態で表示されます。
UAはセッションベースのデータを使用していましたが、GA4はイベントベースに移行したため、デフォルトではイベント名が選ばれています。
まずはデフォルトの設定を削除するため、右上の「最初からやり直す」をクリックします。
クリックすると、上記の画面のように「始点」、「終点」が選べるようになります。例えば最終的な目標がお問い合わせであれば、「終点」にお問い合わせページを設定します。
「ページタイトルとスクリーン名」を選択し、「お問い合わせ」ページを選択すると、以下のようにお問い合わせページに到達したユーザーのページ遷移が確認することができます。
今回はGA4でUAの行動フローを確認する方法をお伝えしました。ある程度サイトのデータが溜まったら、「経路データ探索」を使って、目的のページに遷移しているのか、何がダメなのかをチェックし、サイトの更新に役立てます。