AdobeがFigma買収を断念から見る今後のUIツールの未来
ツール
2023年12月20日
衝撃的なニュースが日本時間12月19日(火)に入ってきましたね。2022年9月、AdobeがFigmaを買収するという報道があり、ついにAdobe Creative Cloud(CC)経由でFigmaが利用可能になる日を心待ちにしていました。特に、弊社ではクリエイティブソフトウェアとしてAdobe CCを使用しているため、Figmaの買収が実現すれば、それをAdobe CCで使用できることに大きな期待をしていましたが、AdobeがFigma買収を断念のニュースは非常に残念です。
Adobe CC経由で使えないとなると、今まで通りAdobe XDを使うのか、Figmaに乗り換えるのか悩ましい。
そこで気になったのがAdobe XDとFigmaのシェア率!
今回はUX Toolsのデータを使って見ていきたいと思います。
ただしUXツールのデータはアメリカをはじめ、海外のデータになります。
目次
最も人気にのあるUIデザインツール
このデータを見ると圧倒的にFigmaのシェアが1位です。弊社が利用しているAdobe XDはPhotoshop、Illustrator、Sketchよりも低く5位の結果でした。たしか前年のデータでは2位だったのに、シェアを落としましたね。
昨年くらいからAdobe XDはアップデートが少なく、これはFigmaと統合するからだと思っていましたが、買収を断念した今となってはAdobe XDは機能面などアップデートを進めていかないとさらにシェアが落ちますね。
さらに2024年の予想を見てみるとAdobe XDがランクインしてない。
2024年の予想
こちらのデータはUIツールに特化してませんが、デザイナーが2024年に試してみたいツールのアンケート結果です。
2023年最もホットだったAIですが、AI系のツールを抑えて「2024年に最も試してみたいツールはなんですか?」でもFigmaが選ばれました。
伸び率もFigmaが高い
こちらのグラフは各ツールの成長率を示したグラフです。
Figmaは2022年から今年にかけて少し成長率が落ちてますが、それでもダントツの伸び率です。一方XDは2020年をピークに減少傾向です。
まとめ
海外のデータですがデータを見ると、今後はFigmaへの乗り換えを検討せざるを得ないようですね。ただ、私はFigmaを触ったことがないのでじっくり試してみたいです。