Googleの生成AI「Bard」が他のGoogleサービスと連携可能に!
AI
2023年12月21日
つい先日にブログ記事にGoogle生成AIのBardの次世代モデルのGemini Proは現状微妙とレポートしましたが、今回のアップデート(2023年12月19日のアップデート)はかなりスゴイ。そのアップデートとは他のGoogleサービスと連携できるようになったとのことです。
早速どんな機能が追加されたのか調べてみることに。
目次
設定方法
Google Bardの拡張機能を見てみると、以下の拡張機能があります。
拡張画面に移動するには画面右上の拡張機能アイコンをクリックします。
- Google Workspace
- Googleフライト
- Googleホテル
- Googleマップ
- YouTube
デフォルトではGoogle Workspace以外はすでに「オン」の状態になっていました。なので、GmailやGoogleドライブとの連携はGoogle Workspaceを「オン」にする必要があります。
今回は私が普段よく利用するGoogle Workspaceの機能を見ていきます。
Google Workspace
Google WorkspaceとBardを連携させるには先程紹介した拡張機能の画面でGoogle Workspaceを「オン」にします。こちらですがクリックすると簡単に「オン」にできるわけではなく、Gmail側の設定も必要になります。
Gmailのすべての設定 > 全般にて「スマート機能とパーソナライズ」、「他のGoogleサービスのスマート機能とパーソナライズ」にチェックをする必要があります。私の設定画面を見てみると、「他のGoogleサービスのスマート機能とパーソナライズ」にはチェックが付いてなかったので、こちらにチェックを入れて画面最下部にある保存をクリックします。
Gmailのデモ
仕事でGmailを使っているため、あまり詳しい画面はお見せできませんが、例えば、クライアントとの打ち合わせの日程をメールでやり取りしていて、打ち合わせ日がすぐに思い出せないときなどBardで以下のように聞いてい見ます。
私:「鈴木さんとの次回打ち合わせはいつ?」
Bard:鈴木さんとの次回の打ち合わせは、2023年12月26日(火)10:00です。
と回答してくれて、そのメールのリンクを教えてくれます。
現状Bardでは出力することは可能ですがBardからメールを返信することはできませんでした。またBardから鈴木さんとの打ち合わせをGoogleカレンダーに書き込むこともできないです。でもこれらは近い将来実装するんじゃないでしょうか。
今回はGmailをデモとして使用してみましたが、同じようにGoogleドライブ、ドキュメントなども対応しているため、「◯◯◯」のタイトルのドキュメントを要約してなどと使うことができます。
ちなみに自然言語でBardに聞くこともできますが、「@」マークを入れることによってどのツールを使用するかも指定できるので予めGmailとわかっていれば、「@Gmail」と入力して半角スペース後会話を始めるといいでしょう。