効果の高いGoogleアドセンス広告ユニットはこれだ!
運用
2024年2月29日
Googleアドセンスはウェブサイトやブログに広告を掲載し、収益を得るためのツールの1つです。適切な広告ユニットを選択し、配置することは、収益化の機会を最大限に引き出す上で非常に重要です。この記事では、Google アドセンスで効果的な広告ユニットはなんなのかを、弊社の実績からお伝えします。
目次
Googleアドセンスの広告の種類
Googleアドセンスでは大きく分けて、手動広告と自動広告の2つがあります。
手動広告
手動広告は広告のサイズ、形式、位置を自ら決定します。これにより、ウェブサイトのデザインやコンテンツの流れに最適な広告を配置することができ、サイトのユーザー体験を損なうことなく収益化を図ることが可能です。手動広告はカスタマイズ性が高く、特定のページや特定のユーザーに合わせた戦略を練る際に有効です。
手動広告には4つのユニットがあります。
- ディスプレイ広告
- インフィールド広告
- 記事内広告
- Multiplex 広告
自動広告
自動広告は、GoogleのAIがあなたのサイトを解析し、最適な場所、サイズ、フォーマットの広告を自動的に表示する技術です。自動広告を利用することで、広告の配置に関する手間を省き、Googleのアルゴリズムに最適な広告展開を委ねます。自動広告は設定が簡単で、特に新しいウェブサイトや小規模なブログで人気があります。
効果的な広告ユニット
では弊社での実績を基に効果があった広告ユニットを発表します。
ちなみに使用したのは以下の広告となります。
- ディスプレイ広告
- インフィード広告
- 記事内広告
- 自動広告(全画面広告のみ使用)
この4種類の中で圧倒的に収益が高かったのは自動広告の全画面広告になります。次に多いのがディスプレイ広告で、インフィード広告と記事内広告は全体の収益の1%未満でした。
ちなみにインフィード広告はいろいろな種類が選べえますが、今回使用したのはテキストのみの広告となります。
次に広告ユニットごとの収益の割合を見てみましょう。
収益の割合
ユニット | 割合 |
自動広告(全画面) | 約64% |
ディスプレイ広告 | 約35.5% |
インフィード広告 | 0.3% |
記事内広告 | 0.2% |
この結果から広告サイズが大きいものがクリックされやすいことがわかりました。
最後に、Googleアドセンス広告を掲載することによって収益を得ることができますが、広告のリンクは同一タブ(ウィンドウ)で開くため広告をクリックしたあとにユーザーはサイトに戻ってこない可能性もあります。このため、じっくり最後まで読んでもらいたい記事の途中に広告を挟むことはおすすめしません。