ソーシャルプルーフを活用してコンバージョン率アップ
運用
2024年4月17日
ソーシャルプルーフという言葉を聞いたことはありますか?一般的な日常会話ではあまり使われないかもしれませんが、マーケティング、広告、心理学、ビジネスのではよく使われる言葉です。ソーシャルプルーフを聞いたことがない方でも、ウェブサイトにおいて、ソーシャルプルーフを活用した機能を普段目にしています。
目次
ウェブサイトにおいてのソーシャルプルーフとは
ソーシャルプルーフの言葉を知らなくても、多くのウェブサイトに訪れたとき、以下のような機能をめにしないでしょうか?
1. 顧客のレビューと評価
- 製品ページ: Amazonや楽天などのeコマースサイトでは、製品ごとにユーザーからのレビューが掲載されており、星評価システムで視覚的に評価が示されています。これにより、他の顧客の経験を基に製品の購入判断を下すことができます。
2. 成功事例の紹介
- B2Bサービスサイト: 多くのビジネス向けサービスサイトでは、成功した事例を取り上げています。これは、同じ業界に属する潜在的な顧客に、そのサービスが具体的にどのような問題を解決することができるかを示すためです。
3. 利用者の数や統計
- サービス登録ページ: 「現在〇〇万人が利用中!」や「今月〇〇件の成功事例!」といった文言を使い、多くの人がそのサービスを信頼し利用していることを強調します。
これらはすべてソーシャルプルーフの効果を狙ってコンバージョンを高める施策になります。
ソーシャルプルーフの効果
ソーシャルプルーフの効果は、特定の状況や人の性格によって、強く感じられることがあります。たとえば、何をすべきかわからない時、人は周りの人がどうしているかを見て、それをまねることがよくあります。レストランを選ぶときに、多くの人が行っている店を選ぶのも、その一例です。
自分に自信がない人や、他の人の意見に頼りがちな人も、ソーシャルプルーフの影響を受けやすいです。また、人に認められたい、グループに属したいと強く思っている人も同じです。これらの人は、周りの人がどうしているかに合わせて行動することで、グループに溶け込んだり、認められたりしようとします。
年齢については、特に若い人が社会の影響を受けやすいです。10代の若者は、友達に受け入れられたい、友達の中での立場を大切にするため、友達がしていることをまねすることが多いです。これは、ソーシャルプルーフが特に強い影響を持っていることを示しています。ソーシャルプルーフは広く影響を及ぼす可能性がありますが、上で述べたような特徴を持つ人には特にその効果が顕著です。
実例
弊社のこのブログでも実験的に『ソーシャルプルーフの効果』を調べるため、このページの画面右下に『本日、◯人が閲覧しました』と利用者数を表示してみました。この機能は食べログなど予約サイトでよく見る『本日、◯人が予約しました』的なものです。
『本日、◯人が閲覧しました』の機能を追加することによって、最後まで記事を読んでもらいページの滞在時間を伸ばす目的があります。
まだ実装したばかりなので、ある程度データが溜まりましたら成果をこのブログにて報告いたします。
最後に、もしウェブサイトにソーシャルプルーフ機能を追加したい場合は、お気軽に弊社までご相談ください。訪問者数や商品購入回数など、様々な情報を表示するカスタマイズが可能です。ウェブサイトの魅力を高め、コンバージョン率を向上させるお手伝いをいたします。興味がある方は、どうぞお問い合わせください。