低品質の被リンクを削除する方法
運用
2024年7月10日
近年のSEO戦略において、「質の高いコンテンツ」、「ドメインパワー」、「被リンク」の重要性がますます高まっています。質の高いコンテンツは自ら制作し、運用することが可能ですが、被リンクは他サイトの影響を受けるため、容易には管理できません。一方で、ドメインパワーは質の高いコンテンツと良質な被リンクが積み重なることにより自然と向上します。
そこで今回は、被リンクの削除方法を解説します。
目次
こんなことで困ってないですか?
個人で運用しているサイトであれば、公開時から自身で管理、運用しているため、どこから被リンクがついているかある程度把握してると思います。
これが企業のサイトとなると、担当者も変わり、前任者がどのようなSEO施策を行っていたのか、把握できてない場合もあります。
もしかしたら、2000年代、2010年代前半まで横行した被リンクの購入をした可能性もあります。
仮に被リンクを購入していた場合、現在ではGoogleのガイドライン違反であり、ペナルティを受ける可能性が高いです。
ペナルティを受ける前に低品質の被リンクは削除しましょう。
被リンクの確認
被リンクはGoogleが提供しているサーチコンソールで確認できます。
サーチコンソールにログイン後、
リンク > 上位のリンク元サイト > 詳細
をクリックします。
詳細ボタンをクリックすると、上位のリンク元のサイトが確認できますので、見覚えのないドメインや怪しそうなドメインは一度そのサイトに訪れてチェックしてみましょう。
そのサイトがスパムサイトであれば、Googleのリンク否認ツールを使って削除します。
リンクの否認ルーツ使い方
- リスト作成:
- リンクまたはドメインを否認するためのテキストファイルを作成。
- 否認したいURLまたはドメインを1行ずつ記入。
- ドメイン全体を否認する場合は「domain.com」の形式を使用。
- ファイルはUTF-8または7-bit ASCII形式、ファイル名は.txtで保存。
- コメントを追加する場合は行の先頭に「#」を付ける。
- リストアップロード:
- Googleサーチコンソールのリンクの否認ツールを使用してアップロード。
- 1つのプロパティにつき1つの否認リストが可能。
- 新しいリストをアップロードすると、既存のリストは置き換えられる。
- アップロード後、Googleがウェブを再クロールしてページの再処理を行うまで数週間かかることがある。
詳細な手順については、Googleのサポートページで確認できます。
まとめ
この記事ではSEOにおける低品質の被リンクの削除方法とその重要性について解説しました。低品質の被リンクは、検索エンジンによるサイトの評価を下げるため、すぐに削除し、定期的にチェックしましょう。