静的HTMLとWordPressどちらがあなたのビジネスに適しているか?
Web制作
2023年9月29日
Webサイトは、ビジネスの成功において重要な役割を果たします。しかし、Webサイトの構築方法には様々な選択肢があり、特に静的HTMLとWordPressは、はじめてWebサイトを作ろうと思う方にとって重要な選択肢となります。静的HTMLとWordPressの違いを理解し、あなたのビジネスに最適な選択をすることが重要です。この記事では、これらの選択肢のメリット、デメリット、コスト、制作期間について詳しく解説します。
目次
静的HTMLとWordPressのメリット・デメリット
まずは静的HTMLとWordPressではどのような違いがあるのかそれぞれのメリット、デメリットを見ていきましょう。
静的HTML
- メリット: システムを使わない場合はセキュリティが高く、ページの表示速度が速い。サーバーへの負荷が少ない。
- デメリット: 新規でページを追加する場合制作会社に依頼する必要がある。動的なコンテンツ(お知らせや、商品紹介のカタログ的なモノ)の実装をする場合WordPressに比べ制作コストが高くなる。
WordPress
- メリット: HTMLのコードを理解していなくてもページを自由に追加できる。動的なコンテンツ(お知らせや、商品紹介のカタログ的なモノ)の実装をする場合プラグインを使用すれば制作コストを抑えることができる。
- デメリット: セキュリティの脆弱性。表示速度が遅い。サーバーへの負荷が大きい。
特にWordPressは世界中での利用者が多いため、サイバー攻撃のリスクが高いので常に最新のWordPressにアップデートする必要があります。
制作のイニシャルコストと運用コストの比較
一般的に静的HTMLは、初期コストが低い傾向にあります。サイト公開後は制作に関しての追加コストはほとんどかかりません。ただし、サイトを運用するためのサーバー費、ドメイン費、SSL費などの運用費はかかります。(これはWordPressも同様です。)
もし今後、サイトの更新や機能の追加が必要になった場合は制作会社に依頼する必要があるため、制作コストが追加でかかります。
一方、WordPressは、静的HTMLに比べ初期の制作コストはかかりますが、その後の運用コストは低く抑えられます。ページの追加や更新はご自身で簡単に行えるので、コストの節約につながります。どちらを選択するかは、あなたのビジネスの規模、予算、今後の展望によって異なります。
制作期間の違い
静的HTMLのウェブサイトは、シンプルな構造のため、制作期間が短いです。ただし、複雑な機能を追加すると、開発時間が増え、制作期間がWordPressよりも長くなる傾向にあります。
WordPressは、初期の制作に時間がかかりますが、公開後、新たに機能を追加する場合にもプラグインを利用することにより、低コストでサイトを構築できます。
結論
まずは名刺代わりのWebサイトでいいといった場合は、システム部分はほぼ不要だと思うので静的HTMLが制作期間、コスト的にもおすすめです。
最初からお知らせをバンバン更新したり、自社製品の紹介ページをバンバン作りたい場合はご自身でページを追加できるWordPressが適しています。
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