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2024年11月7日
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WordPressはSEO(検索エンジン最適化)に強いと言われますが、本当に強いのか疑問に思いませんか?確かに何かを検索して上位に表示されるブログはWordPressで作られたものが多いですが、これはWordPressのシェアが全世界のサイトの40%がWordPressで作られているので必然的に上位に来ている側面も否めません。では一般的に強いと言われている内容を掘り下げて解説していきます。
目次
一般的にWordPressは以下の理由からSEOに強いと言われています。
それぞれ見ていきましょう。
SEOフレンドリーな構造とは、主にコードのクリーンさとセマンティックマークアップがポイントとなります。HTMLタグは、見出しには見出しのタグ、文章にはパラグラフのタグ、画像には画像のタグを使用するなど、正しいHTMLが書かれていると、Googleの検索エンジンクローラーはHTMLの構造を理解しやすくなり、ページが何について書かれているのかを把握しやすくなります。
WordPressで出力されるコードを見ると、以下の画像のように正しくセマンティックなコードで書かれています。
ただし、セマンティックなコードを書くことは、HTMLを理解している人が静的HTMLで書いても同じ結果を得ることができます。しかし、HTMLに詳しくない人でもWordPressがセマンティックなコードを出力してくれるので、この点ではWordPressがSEOに強いと言えるでしょう。
上記で挙げたコードは、WordPressの管理画面で記事や固定ページを投稿した際のHTML出力結果です。一方、ヘッダーやフッターなど全ページ共通で使用する部分のコードは、テーマ制作者の技量に依存します。したがって、テーマ選びもSEOを意識したものにすることが重要です。
WordPressの強力な特徴の一つが、利用可能なプラグインの豊富さです。特にSEOに関しては、多くのプラグインが開発されており、ウェブサイトの検索エンジン最適化を手助けしています。これらのプラグインは、SEOの専門知識がない初心者から、高度なカスタマイズを求める上級者まで、幅広いユーザーに対して利便性を提供します。
SEOに特化したプラグインとして広く知られている「Yoast SEO」や「All in One SEO」は、WordPressユーザーにとって欠かせないツールとなっています。実際、弊社のサイトでもYoast SEOを活用し、SEOの向上を図っています。
SEOプラグインを使用するメリットは多岐にわたります。まず、メタデータの最適化が挙げられます。タイトルタグやメタディスクリプションは、検索エンジンがコンテンツを理解する上で非常に重要な要素です。SEOプラグインを使用することで、これらのメタデータを簡単に最適化し、検索エンジンに適切な情報を提供することができます。
次に、XMLサイトマップの生成もスムーズに行えます。サイトマップは、ウェブサイトの構造を検索エンジンに伝え、クローリングを助ける重要なファイルです。多くのSEOプラグインでは、ウェブサイトの構造を自動的に把握し、XMLサイトマップを生成・更新、そして検索エンジンに送信する機能を持っています。
SEOフレンドリーな構造の章でも書きましたが、もちろんこちらもHTMLを理解している人が静的HTMLで制作すれば同じような結果を得られますが、HTMLに詳しくない人でもWordPressの管理画面での入力操作のみで実装できるため、WordPressがSEOに強いと言えるでしょう。
現代のSEOにおいて必要不可欠となっているのがモバイルフレンドリーです。Googleはモバイルファースト・インデックス(MFI)を採用しており、ウェブページのモバイルバージョンを主な検索対象としています。これは、多くのユーザーがスマートフォンを利用してインターネットを閲覧している現実を反映したものです。したがって、ウェブサイトがモバイルデバイスに適しているかどうかは、検索エンジンランキングに大きな影響を与えます。
では、どのようにしてモバイルフレンドリーにするのかと言うと、ずばりレスポンシブデザインの採用になります。このレスポンシブデザインはWordPress側というより、使用するテーマがレスポンシブデザインになっているかどうかによるので、テーマ選びが非常に重要となります。
これまで「SEOフレンドリーな構造」、「プラグインの利用」、「モバイルフレンドリー」など、SEOに強い理由を挙げてきました。しかし、HTMLの知識がない方にとって、コンテンツ管理のしやすさも、WordPressを使用する大きなメリットであると言えるでしょう。
「SEOフレンドリーな構造」や「プラグインの利用」、「モバイルフレンドリー」を意識せずとも、管理画面からコンテンツの追加や更新を行うだけで、SEOフレンドリーな構造で効率よくページを増やすことが可能です。
さらに、ブログ記事を作成した際には、カテゴリーやタグ機能を利用することで、ユーザーや検索エンジンが情報を探しやすくする手助けをします。
WordPressがSEOに強いとされる理由は、今回の解説で触れた通り多岐にわたります。しかし、最も重要な要素はページのコンテンツそのものです。コンテンツがユーザーの問題やニーズに対して適切な解決策を提供しているかどうか、これが最も大切なポイントです。言い換えれば、WordPressはあなたのコンテンツを検索エンジンに対してよりわかりやすく伝えるサポートツールとしての役割を果たします。
したがって、単にWordPressを使用するだけで検索結果の上位にランクインするわけではありません。
最後に、弊社ではWordPressを使用したCMS導入パッケージプランのサービスを提供しています。このCMSの導入パッケージプランでは、テーマ側でセマンティックマークアップとモバイルフレンドリーな構造が実装されています。そのため、お客様は難しいHTML部分を意識することなく、コンテンツ制作に集中することが可能です。
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2024年11月7日
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