Google検索においてサイト名を表示する方法
運用
2024年2月19日
Google検索をした際に、そのページのサイト名が表示されることがあります。これを”サイト名”とGoogleでは読んでおり、この”サイト名”を指定することができます。今回はそのサイト名の指定方法をお伝えします。
詳しくはGoogle検索セントラルに掲載されていますので、気になる方はそちらのページも併せてみるとよいでしょう。
https://developers.google.com/search/docs/appearance/site-names?hl=ja
目次
サイト名とは
Google検索した際に、以下の画像のように、ファビコンの横に表示される文字列になります。
サイト名が表示される仕組み
まずはじめに、Google検索に表示されるサイト名は、以下の3つの要素から優先順位をつけて決定されます。
- 構造化データの「name」プロパティ
- <title>タグ
- <h1>タグ
構造化データで「name」プロパティを指定している場合は、それが優先的にサイト名として表示されます。構造化データが設定されていない場合は、<title>タグの内容や<h1>タグの内容からサイト名を生成します。
では構造化データはどこにどう書けばいいか次の章で説明します。
構造化データの書き方
<html>
<head>
<title>Example: A Site about Examples</title>
<script type="application/ld+json">
{
"@context" : "https://schema.org",
"@type" : "WebSite",
"name" : "Example",
"url" : "https://example.com/"
}
</script>
</head>
<body>
</body>
</html>
上記の内容をTOPページに記載します。
変更点は”name”と”url”になります。
上記の説明の通りサイトに実装しても、必ず採用されるとは限りません。当サイトのTOPページに”name”を「WEBLIC LLC」と指定してますが、検索結果に反映されず、ドメイン名が表示されます。
構造化データを指定すると検索順位に有利なのか?
構造化データでnameを設定してGoogle検索にサイト名を表示させること自体は、直接的に検索順位を上げる効果はありません。
しかし、サイト名が表示されることで、以下のような効果が得られる可能性があります。
- クリック率の向上:サイト名が表示されることで、ユーザーがサイトの内容を理解しやすくなり、クリックする可能性が高まる
- ブランド認知度の向上:サイト名が検索結果に表示されることで、ユーザーの目に触れる機会が増え、ブランド認知度が向上する
これらの効果により、ユーザーのサイトへの訪問が増え、滞在時間も長くなることが期待できます。