WEBLICのCMS導入パッケージとWordPressの有料テーマと何が違う?
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2024年7月11日
企業でウェブサイトを構築する際、欠かせないツールがCMS(コンテンツ管理システム)です。CMSを導入することで、専門知識がなくてもページの追加が容易になります。CMSの代表的なソフトウェアとしてWordPressがあり、全世界のウェブサイトの約40%がWordPressを利用していると言われています。そのため、企業が新たにウェブサイトを構築する際には、WordPressが第一候補に挙げられることが多いでしょう。
弊社WEBLICでは、CMS導入パッケージとしてWordPressを採用していますが、このパッケージは一般的な有料・無料のWordPressテーマとは異なります。ここでは、WEBLICのCMS導入パッケージと一般的なWordPressテーマの違いについて解説します。
目次
導入の容易さ
WEBLICのCMS導入パッケージは、WEBサイト運用に必要なすべてを1つにまとめたオールインワンソリューションです。このパッケージには、ドメインの取得、サーバーの契約、SSL証明書の設定、WordPressのインストールとテーマの設定が含まれています。これにより、貴社は複雑な初期設定を気にすることなく、WEBサイトの運用を開始できます。
いっぽう一般的なWordPressのテーマはサイト運営者自ら、ドメイン取得、サーバー契約、SSLのインストール、WordPressのインストール、WordPressのテーマ選定、サイトの構築など必要な作業が多岐にわたります。
項目 | CMS導入パッケージ | 一般的なテーマ |
---|---|---|
ドメイン取得 | 不要 | 必要 |
サーバー契約 | 不要 | 必要 |
SSLインストール | 不要 | 必要 |
WordPressインストール | 不要 | 必要 |
WordPressテーマ選定 | 不要 | 必要 |
サイト構築 | 不要 | 必要 |
情報設計の違い
すでにご自身でWordPressのテーマをインストールして、いざサイトを構築しようと思っても、どこに、どんなコンテンツを配置して、どのように動線を確保し、どうやってコンバージョン率を高めていくか悩んだことはありませんか?
WEBLICのCMS導入パッケージ
WEBLICのCMS導入パッケージでは、お客様のご要望をヒアリングし、ビジネスの目標やターゲットユーザーに基づいて最適なサイトの情報設計を行います。特に、15年間のWEB制作実績と豊富なノウハウを活かし、初期設定の段階で適切な動線を設計します。WP100プランからこのサービスが適用されます。
具体的には、以下の点を重視して情報設計を行います
- 適切な動線設計: 15年間のWEB制作実績に基づいたノウハウを活かし、ユーザーがスムーズにサイトを利用できるような動線を初期設定の段階で設計します。
- コンテンツの戦略的配置: 重要なコンテンツをユーザーが自然に目にする位置に配置し、エンゲージメントを高めます。
- コンバージョン最適化: 各ページの目的に応じたコンバージョンポイントを設計し、効果的な誘導を行います。
一般的なWordPressのテーマ
一方、一般的なWordPressのテーマを利用する場合、テンプレートに従った基本的なレイアウトは提供されますが、具体的な情報設計はサイト運営者自身で行う必要があります。
カスタマイズ性
一般的なWordPressのテーマには、固定ページやブログのデザインがあらかじめ準備されていますが、企業のサイトを構築する際にはそれだけでは不足することが多いです。例えば、飲食店を経営している場合、以下のような機能が必要となるでしょう。
- 店舗紹介
- メニュー紹介
- お知らせ機能
これらのコンテンツは、WordPressのカスタム投稿タイプの機能を使用して構築します。WEBLICのCMS導入パッケージでは、プランに応じて以下のようなカスタム投稿機能を提供しています
- WP30プラン: お知らせ投稿
- WP50プラン: お知らせ投稿 + 1つのカスタム投稿
- WP100プラン: お知らせ投稿 + 2つのカスタム投稿
例えば、WP50プランで店舗紹介のカスタム投稿を追加したい場合、店舗紹介に適したテンプレートを準備し、最適なレイアウトを提供します。これにより、店舗の魅力を効果的に伝えることができます。
このように、WEBLICのCMS導入パッケージでは、企業の特定のニーズに応じたカスタマイズが可能であり、効果的なWEBサイトの構築をサポートします。
プラグインの互換性
WordPressの魅力の一つに、数多くのプラグインが存在することが挙げられます。一般的なWordPressの場合、サイト運営者は自由にプラグインをインストールできますが、それにはいくつかのリスクが伴います。例えば、プラグインをインストールしたらサイトのレイアウトが崩れたり、サイト自体が表示されなくなったりすることがあります。
一般的なWordPressのテーマ
- 自由度が高い: 自分で自由にプラグインをインストールできるため、多様な機能を追加可能。
- リスクも伴う: プラグインの互換性や更新停止によるセキュリティリスク、プラグイン同士の競合などの問題が発生する可能性がある。
WEBLICのCMS導入パッケージ
WEBLICのCMS導入パッケージでは、お客様自身で自由にプラグインをインストールできないようにしています。一見不便に思われるかもしれませんが、これには以下のような理由があります。
プラグイン使用のデメリット
- 操作の難しさ: プラグインが豊富なオプションを持っているため、使いこなすのが難しい場合があります。
- 互換性の問題: WordPressのアップデートに対する互換性が保証されないことが多い。
- 開発停止によるリスク: プラグインの開発が停止すると、セキュリティリスクが高まります。
- レイアウトの崩れ: プラグインを停止または削除すると、サイトの表示が崩れるリスクがあります。
これらの懸念を背景に、WEBLICでは特にデザインやレイアウトに関連するプラグインを使用しない方針を採用しています。しかし、これはプラグインを全く使用しないという意味ではありません。デザインやレイアウトに直接関わらないプラグインの使用は考慮しています。
WEBLICのアプローチ
- 基本機能の充実: どんなユーザーでもCMSの基本機能と必要最低限のプラグインだけでサイトの更新や運用を行えるようなテンプレートを提供します。
- 運用リスクの低減: プラグインの使用を制限することで、サイトの安定性とセキュリティを確保します。
- 専門的なサポート: 特定の更新担当者が十分なスキルを持っている場合には、プラグインの利用に関する提案も行い、最適なサイト設計をサポートします。
このように、WEBLICのCMS導入パッケージでは、プラグインの互換性とセキュリティを重視し、サイト運用リスクを最小限に抑えながら利便性を提供します。
サポートとメンテナンス
ウェブサイトの運用において、サポートとメンテナンスは非常に重要な要素です。適切なサポートがあれば、トラブル時にも迅速に対応でき、安心してサイトを運用することができます。
一般的なWordPressのテーマ
一般的なWordPressのテーマのサポートは、WEBサイト上に公開されているマニュアルやトラブルシューティングガイドを見て自身で解決する必要があります。特に、以下のタイミングでトラブルが発生することがよくあります。
- WordPress本体のアップデート時
- プラグインのアップデート時
これらのトラブルを自己解決するには、技術的な知識が必要となり、時間と労力がかかります。
WEBLICのCMS導入パッケージ
WEBLICのCMS導入パッケージでは、サポートとメンテナンスに関して以下のような特徴があります。
アップデート対応
- アップデートのアナウンスがあったタイミングで、まず開発環境にて不具合がないかチェックを行います。
- 問題が発見された場合、それを解決してから本番環境へ反映します。
- この作業はすべて弊社で行うため、お客様はアップデートによる不具合の心配をする必要がありません。
オンライン操作レクチャー
- 全てのプラン(WP30、WP50、WP100)において、サイト公開前にオンラインでの操作レクチャーを行います。
- 直接話をし、画面共有を使って説明するため、安心して操作を学ぶことができます。
継続的なサポート
- サイト公開後も継続的なサポートを提供し、トラブル発生時には迅速に対応します。
- 定期的なメンテナンスとセキュリティチェックを行い、サイトの安定性と安全性を確保します。
このように、WEBLICのCMS導入パッケージでは、プロフェッショナルなサポートとメンテナンスを提供し、お客様が安心してウェブサイトを運用できるようにサポートします。