WEBLIC LLC

ブログ

OpenAIがSearchGPT(AI検索)のプロトタイプ版を発表!どなる今後のAI検索!?

Newsレビュー

2024年7月26日

chatgpt

OpenAIは2024年7月25日(米国時間)、AIを活用したWeb検索機能「SearchGPT」のプロトタイプ版を発表しました。一方、Web検索の王者Googleは既に「AI Overview(旧SGE)」をGoogle検索に実装しています。今後、どちらのAI検索がシェアをとるのか気になりますね。今回は、私の考察をお伝えします。

SearchGPT
https://openai.com/index/searchgpt-prototype/
使用するにはウェイティングリストの登録が必要です。

AIの利用状況

AIが一般的に認知されている一方で、常用している人はまだ少ないのが現状です。例えば、NRIのレポートをみると、職業別でAIを最も使っているのは学生ですが、それでも21.6%です。また、私の妻もChatGPTの存在を知っているものの、実際に使ったことはありません。

NRIのレポート
https://www.nri.com/jp/knowledge/report/lst/2023/cc/0526_1

Googleの優位性

Googleは現在、日本国内におけるPCでの検索エンジン市場で65%のシェア(以前は74%以上)を持っており、その優位性は明らかです。しかし、最近ではBingのシェアも上がってきています。これは、マイクロソフトがOpenAIに巨額な投資をしていることが影響していますね。直近ではGoogleが優勢ですが、今後はBingがシェアを拡大し、逆転する可能性も考えられます。ただし、それはまだ先のことかもしれません。

出典:王道DX

SearchGPTの可能性

SearchGPTのプロトタイプ版画面

今回発表されたSearchGPTは確かに便利そうですが、Google検索のように自然に組み込まれているわけではありません。まずはSearchGPTのサイトにアクセスしてもらう必要があります。この点で、機能的に優れていても、爆発的に普及するのは難しいかもしれません。

まとめ

AI検索の未来は興味深いものですが、現時点ではGoogleが優位に立っています。OpenAIのSearchGPTがどれだけ普及するかは、今後の展開次第です。AI検索の覇権争いが今後どうなるか注目ですね。

関連記事

Newsレビュー

2024年8月Googleコアアップデートを解説

Googleが日本時間の2024年8月15日にコアアップデートをリリースしたと発表がありました。今回...

2024年8月19日

Newsレビュー

高等学校教育現場におけるITC導入について

こんにちはウェブリックの坂本です。息子が高校生でゲーム業界への進路を検討しているということもあってこ...

2017年3月10日

Newsレビュー

ラッコキーワードからみるドメインのあり方

2024年7月25日ラッコキーワードから、ドメイン変更のお知らせがリリースされました。ラッコキーワー...

2024年7月25日

Newsレビュー

【完全停止】Googleのショートリンクサービス、サイト内のリンクをチェックしよう

先日、Googleからショートリンクサービスが来年2025年8月25日に完全停止になるとアナウンスが...

2024年7月23日

Newsレビュー

ディープフェイクとは?信頼性と対策について考える

Googleがディープフェイク検出技術を強化することを発表しました。特に非同意の性的な偽コンテンツに...

2024年8月1日

  • カテゴリー

  • 本日、 4人が閲覧しました

    RELATED SITES

    関連サイト

    • SAKAMOTO Blog
    Designed by WEBLIC合同会社