金沢21世紀美術館の「工芸とデザインの境目」
日記
2016年11月1日
来年の3月20日まで行われている
デザイナーの深澤直人氏
監修による「工芸とデザインの境目」が面白そう。
結局、デザインすることの定義はあるようでないし、人によって見方や捉え方も違うので難しいテーマだと思いますが、比較が難しい工芸とデザインは何が違うのかを彼自身の解釈できっちり境界線をあえて引いたことに、デザインする上での何かが見えるかもしれない試みだとも思いました。。
彼自身も記事では、きっちり境界が引くことは出来ないとして、あるプロダクト内に工芸的な部分とデザイン的部分が含まれるとも言ってます。
個人的には、仕様内で出来る可能性でデザインしていくような枠組みがかっちりした伝統的な手法で作るものは工芸的。その枠組みを崩して可能性を探るのがデザイン的なのかなと勝手にイメージしています。
そういう意味では、ウェブのデザインもウェブの仕様や理念に忠実なものは工芸的で、それを崩す、もしくは応用していく作業がデザイン的と分けるとすると、結局、両方のバランス考えて提案することが多いので、線はその時々で自身で引いているのかもしれないですね。。
参照)ブルータス「カーサ」
http://casabrutus.com/design/29681