CtoB時代は来ない気がする。。
WEB動向考察
2017年1月4日
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくおねがいします。
早速ですが、本日の日経新聞に「迫りくるCtoB時代の衝撃」というタイトルで今後に企業マーケティングの変化についての記事が出ていました。。
消費者の行動データの活用により、企業はデータに即したマーケティングが行え、ピンポイントでユーザーニーズに応えた商品開発が出来るということなんですが、この考え方については効果的な部分も多いと思います。ただ、最近の風潮として、それがイノベーションへ繋がるような印象で喧伝されているのは個人としては懐疑的です。
ITなどのソフトやサービス分野では、すでに行われていることなので、この分野には効果的に活用できる部分もあるかと思いますが、あくまで機能性の改善としての話です。
そういう機能性の向上の話とごっちゃにして、ユーザーの消費行動や趣向をデータから読み取って、さもイノベイティブな商品です!というのはちょっと違うと思っていて、そんな商品が本当に魅力的なのか?という疑問が個人的にはずっとあります。
本来はユーザーの要望を超えたところに新しい商品やサービスやイノベーションがあって欲しいと思うので、そういう誤解が無いように、マーケティングの考え方を整理した議論ができるようになればなぁと記事を読んでて感じました。。